
ふと鏡を見た時に、歯の一部だけが黄ばんでいるような…なんてことを感じたことってありませんか?
コレ、私は結構あったりするんです。
私の場合は左上の犬歯だけが「なんか黄ばんでるかも…」って感じることが多かったんです。
決して歯をちゃんと磨いてなかったというワケではないですよ(笑)鏡を見て黄ばみに気付いているので、むしろ他の歯よりも丁寧に磨いたりするのですが、また気がつくと黄ばんでいてということがあったのです。
「人より口臭を気にして、歯もしっかり磨いてるのにナゼ!?」
と疑問に思い、少し調べてみると部分的に歯が黄ばんでしまうというのは起こりえることで、外的な要因ばかりでもないのです。
もしかしたら私と同じように、部分的に歯の黄ばみが気になっている人って多いかも?と思ったので、今回紹介してみようと思ったのです。
「一部だけならそんなに黄ばみを気にすること無いんじゃないの?」と思われるかもですが、一部だからこそ気になるんです!
ほかの歯は白いのに、部分的に黄ばんでいたら逆にその方が黄ばみが目立ってしまう可能性もありますよね。
部分的な歯の黄ばみってどうして起こるのでしょうか?その原因と対策方法を紹介してみますね。
一部分だけ歯が黄ばむことってあるの?
歯が黄ばむと聞くと、全体的に黄色っぽくなっているのをイメージしますよね。食べ物や加齢などによって歯が黄ばむ時にも、多くの場合は一部だけが黄ばむのではなく全体的に黄色っぽくなります。
ではなぜ部分的に一部の歯だけが黄ばむのかと言うと、こんな理由が考えられるのです。
タバコによるもの
タバコにはタールが入っていて、タバコを吸うと歯が黄ばむというのは良く聞くことですが、タバコによって一部の歯の黄ばみが強くなることがあるのです。
私も以前はタバコを吸っていたのですが、タバコを吸う時っていつも決まった位置にくわえて吸いますよね?
そのいつもタバコをくわえている部分の歯がやはり一番黄ばみやすいのです。そのため一部の歯だけがタバコによって黄ばんでしまうということがあるのです。
それと、タバコを吸う人の中にはフィルタを噛んで吸う人もいてたりしますが、これもフィルタを噛んでいる部分の歯が黄ばみやすくなってしまうのです。
歯石が付着している
歯磨きを毎日していたとしても、歯の汚れが全てキレイに落ちているとは限らないのです。
歯並びによって磨きにくい部分があったり、歯磨きのクセでいつも磨き足らない部分があったりすると歯垢が溜まって歯石になり一部の歯が黄ばむということがあるのです。
歯医者に行けば歯石を取ってくれるのですが、歯並びや歯磨きのクセの場合はまた同じように繰り返してしまう人も多いのです。
歯の磨き過ぎ
先ほど汚れがキレイに落とせていないことでも、一部分が黄ばんでしまうこともあると紹介しましたが、歯を磨きすぎることによっても部分的な黄ばみになる場合があるのです。
歯ブラシが堅すぎたり、歯磨き粉に研磨剤が入っていてエナメル質が削られ、象牙質が透けて見えるために黄ばんで見えるのです。
歯ブラシや歯磨き粉以外に、歯を磨く時に力を入れすぎているということもあるのですが、意識していなくても歯磨きのクセで一部分の歯を集中して磨いてしまっているということもあるのです。
虫歯の治療後の詰め物が変色
昔に治療した虫歯の詰め物が劣化をして歯の黄ばみになってしまうケースもあるのです。
年月の経過することで詰め物が劣化を起こし、詰め物の周りの歯が黄ばんだり黒ずんだりして変色することがあるのです。
歯医者で相談をすると詰め物を新しい物に変えて、歯の変色もキレイにしてもらうことが出来ます。
食べ物からの着色汚れ
歯の黄ばみの原因として食べ物や飲み物もよく言われるのですが、食べ物や飲み物の場合は一部の歯だけではなく全体的に黄ばみやすいのですが、歯並びや磨き残しなどによって一部分だけ食べ物や飲み物の色素が残りやすくなっている可能性も。
こういったことによって部分的に歯が黄ばんだりすることがあるのです。この中でも部分的な黄ばみを一番起こしやすいのがタバコによるものです。
私がタバコを吸っていた時は、毎回右手でタバコを持って、唇の真ん中よりもやや右側で吸っていたので、ちょうど犬歯の生えている上下の歯が黄ばみやすかったです。
犬歯が黄ばみやすいのはなぜ?
私の場合は喫煙していたこともあって、犬歯の黄ばみがよく気になっていたりしたのですが、タバコを吸っていなかったとしても犬歯だけが黄ばんでいると感じる人は意外と多いのです。
歯磨きをちゃんとしてタバコも吸っていないのに、なぜ犬歯の黄ばみが気になるのかと言うと、その理由は…
犬歯はもともと象牙質の色素が濃いから。
これは歯医者で教えてもらったことなのですが、私が禁煙をしていて数年経っていて、歯医者で歯のクリーニングもしてもらっていたのですが、どうも犬歯だけが鏡を見たときに黄ばんでいるような気がしていたのです。
気になったので歯医者で聞いてみると「犬歯はもともと色素が濃いから、ちょっと黄色く見えてしまうかもね。」と教えてもらったのです。
そうなんです、歯の中でも犬歯ってもともと黄ばんで見えやすい歯なのです。
個人差はあるものの、もともと色素が濃いために歯磨きをしたりちゃんとケアをしていても黄ばんで見えてしまうのです。
逆に犬歯は色素が強いから、磨き残しやタバコなどが原因で黄ばみがついてしまうと、より黄ばんで見えてしまうということなのです。
もともと色素が強かったとしても、歯を白くしたいと思っていたら気になってしまいますよね。そういった場合は歯医者で相談をすれば、色素が強い犬歯もホワイトニングしてくれるのです。
部分的な黄ばみのケアってどうすればいいの?
この記事を読んでいただいている方は、歯の黄ばみが多少なりとも気になっている方かと思うのですが、部分的な歯の黄ばみも1度気になってしまうと、これが結構気になってしまうんですよね(笑
部分的な歯の黄ばみも、原因によってはセルフケアでキレイにすることが出来る場合があるのです。
どういう場合にどんなケアをすればいいのかというと…
タバコや食べ物が部分的な黄ばみの原因になっている場合
「そういえばタバコをいつも吸っている側の歯が黄ばんでいるかも。」とか、「食べ物をいつも噛んでいる側の歯が黄ばんでいる。」といった心当たりがある場合は、意識して黄ばんでいる側の部分をケアする必要があります。
タバコや食べ物によって歯が黄ばんでしまっている場合、いつもの歯磨き粉を使って歯ブラシをするだけでは、なかなか落ちにくかったりします。
そういった場合は、一度手軽に試せるホワイトニング剤などを使ってみるのがおススメです。ホワイトニング剤といっても大げさなものではなくて(笑)液体を歯ブラシにつけて普通に歯ブラシをするだけなので気軽に使うことができます。
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歯並びが悪い部分の黄ばみが気になっている場合
歯が重なりあっていたりする部分の歯の黄ばみが気になる場合、歯ブラシだけでは汚れを落とすことができずに黄ばんでしまっている可能性が考えられるのです。
そのため、さきほど紹介したようなホワイトニング剤を使用して一時的に表面をキレイにできたとしても、磨けていない部分があるとまた黄ばみを繰り返してしまいます。
黄ばみを繰り返さないためには、普段のケアも見直す必要があるのです。
歯が重なり合ったりしている部分は、歯ブラシだけでは磨ききれないので、歯間ブラシやフロスを使ってケアをするのがおススメです。
歯の黄ばみだけでなく、口臭の原因にもなりかねないので、歯並びが悪い部分のケアは歯間ブラシやフロスでちゃんと汚れを落とすことをお忘れなく。
タバコや食べ物、歯並びが悪いことで部分的に黄ばみとなっている場合は、ホワイトニング剤を使用しつつ、歯間ブラシやフロスなどで意識をしてケアをすることで、黄ばみをある程度ケアすることが出来るのです。
歯の黄ばみについては、▼こちらの記事も黄ばみが気になっている方によく読まれていますので、参考にどうぞ。
歯医者へ行った方が良い部分的な歯の黄ばみって?
セルフケアをするだけでも黄ばみを落とせる場合があるのですが、歯医者でないと黄ばみを落とすのが難しい場合もあるのです。
どういった原因の黄ばみの時は歯医者へいった方がいいかと言うと、
・歯石が付着して歯が黄ばんでいる場合
・歯の詰め物が劣化して歯が黄ばんでいる場合
この2つのことが影響して歯が部分的に黄ばんでしまっている場合は、セルフケアで黄ばみを擦るのは難しいため、歯医者で黄ばみを除去してもらう必要があります。
例えば、歯石が黄ばみの原因となっている場合、歯磨きを強くしたとしても歯石を取ることは出来ません。逆に歯磨きを強くしたことで歯や歯茎が傷ついてしまう原因になりかねないのです。歯医者ではすんなり取ってもらえるんですけどね(笑)
なので歯石や詰め物が原因で歯が部分的に黄ばんでいる場合は、セルフケアで黄ばんだ歯を白くしようと考えずに、原因となっている歯石や詰め物をまず歯医者で診てもらって取り除いてもらう必要があるんです。
もしかして実は奥歯も黄ばんだりしてる?
歯の部分的な黄ばみって、前歯から犬歯あたりにかけてが自分で鏡を見ても見えるし、人からも見えやすいので気になってしまいますよね。
でも、前歯や犬歯が黄ばむことがあるとなると…そう、奥歯も黄ばむことがもちろんあるのです。
ただ奥歯の場合も犬歯と同じように、歯が大きいためにもともと真っ白というよりは少しクリーム色がかった色をしている場合が多いのです。
奥歯の場合は前歯や犬歯と違って、口を大きく開けないと見えにくかったりしますが、もともとクリーム色に近いために黄ばみ始めると濃くなってしまいやすいのです。
それに歯が黄ばんでくるということは、歯磨きがちゃんと出来ていなかったり口内の環境が悪化していたりということが考えられるので、虫歯や歯周病になってしまう可能性もあるのです。
なので「奥歯は人から見えにくいから」と思って油断しすぎずに、黄ばみのケアはしておくべきです。
黄ばみが気になったら早めにケアを始めるべき!
今回は部分的な歯の黄ばみについて書いてみましたが、私が歯の黄ばみを気にするようになったのも、最初のきっかけは部分的な黄ばみからでした。
最初は、「なんか犬歯だけ黄ばんでるような…」っていう感じだったんですけど、次第に「もしかして私の歯って全体的に黄ばんでる?」なんて気になって、自宅でホワイトニングを始めるようになったというワケです。
鏡で歯をチェックしたりすると、部分的な歯の黄ばみって結構見つかったりするのですが、もし黄ばみが見つかって気になっているのであれば、早めにケアを始めた方が良いです。
黄ばみがあるということは、少なくともその周辺の歯も黄ばみとまでは行かないまでも、表面的に汚れている可能性が考えられるからです。
放置しておいたところで黄ばみが落ちるワケでもなく、むしろ周囲の歯も黄ばんでしまう可能性もあるのです。
なので、部分的にでも歯の黄ばみが気になったら早めにケアを始めるべきですよ。そのほうが間違いなく手間も時間もかけずに早くケアができるはずなので。
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